2016年10月30日日曜日

somebody's room

「somebody's room」とはこの前ヤミ市で畑さんと作って売ったzineの名前です。


最初はヤミ市にこれを出そうと決めていたわけではなく、そもそもヤミ市自体も出る気はほぼなかったのだけど、運営がGBでタダヒから直にメッセージが来たのに押されて出してみることにした。でも一人で出すのは気後れしていて、最近チキンの性判定で紙モノをやっていたから、同じく紙モノで何か作れたらよいなという理由でデザイナーの畑さんに声を掛けて出店することにしました。

最初は印刷していない白いポストカードが家に大量にあったから、それで何かできればと思っていたけど、良いアイデアがほとんど出ず、途方に暮れていたときに、ふと前にいつかやってみようと思っていた、iPhoneのスクリーンキャプチャの写真集を作りたい案をこのタイミングで思い出して提案したら畑さんもノッてくれて制作開始に至ったわけです。これは彼女が面白いと思ってくれなければ実装されなかったプランなので、彼女が面白いと思ってくれて本当に良かったです。

ちなみに何でこんなアイデアが出たかというと、昔大学の授業で寺山修二がのぞきを犯して捕まったと、その理由が半端な演劇とかよりよっぽど面白かったから(確か)というエピソードを聞いて、妙にそれが印象に残っていて。そしてそのエピソードが電車で乗ってる人がじっと見ているスマホの中の世界に重なったから、がきっけだと思う。

=====

話は全然逸れますが、個人的に人のそういう生っぽい部分がデジタル上に表示されることに昔から謎の喜びがあって、学生のときなんかは周りの人が書くブログを読みすぎてて、「ブログを読む側の女王」とか突っ込まれてしまったこともあるぐらいで。facebookとかtwitterだといいねシステムの弊害のせいでどうも第三者を妙に意識した内容ばかりになっちゃってる気がしてるんですよね。みんなもっとブログ更新してほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿